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介護用マットレスの選び方について

介護用マットレス

介護用マットレスのレンタル条件

基本:要介護2以上

介護ベッドをレンタルもしくは購入し持っている方

また軽度者申請をしている方
※軽度者申請:医師の意見書にて介護ベッドを利用しても良いと認められた方

利用者の身体状況に合わせて、変更して使用するものであるため、購入してしまうと状態に変化があるたびに再購入となってしまう。そのため、 購入ではなくレンタルがおすすめです。

マットレスは長時間利用すると、仙骨部分がへたってきてしまいます。
その点においても、レンタルにしておけば、状態に合わせてすぐに変更でき、必要がなくなったら電話1本で引き取りできます。

その他にもレンタルをおすすめする理由として、以下のような点が挙げられます。

  • 介護保険上、半年に1回の定期点検もある。
  • マットレスの価格はピンキリであるが、高価なものが多い。
  • レンタルであれば1割から3割の負担で済む。

マットレスの種類と特徴

特殊寝台付属品

比較的軽度の方で、自分で寝返りを打って立ち上がることができる方が利用。

硬さは色々あるが、全般的に硬めで動きやすく、立ち座りがしやすいマットレスになります。

リバーシブルになっている(両面の硬さが違う)ものや、マットレスの両端が硬く座りやすくなっているものもあります。

床ずれ予防具

1日の大半をベッド上で過ごし、動作のほとんどに介助が必要な方が利用。

ベッド上で長時間過ごしていると体を動かさないため、体圧が1箇所に集中してしまい、褥瘡ができやすくなるのを防ぎます。

耐圧を分散するためのマットレスになっているので、マットレスの上にはシーツのみを敷いてそのまま寝ます。

マットレスの硬さや中身の構造が違うなど様々なものがあります。
→マットレスの足元が斜めにカットされ、かかとに床ずれができにくく工夫してあるものや水溶液のパックが埋め込まれているものもあります。

エアマットレス

一般的に寝たきりの方が多く利用。

自力で寝返りを打つことが難しい利用者様のために
電動でマットレスが盛り上がり、強制的に寝返りを打たせる体位変換機能が付いていたり
エアセルと呼ばれるジェット風船のようなのもが膨らんだり、しぼんだりすることで体圧を分散する仕様となっています。

マットレスの選び方

寝心地、床ずれ予防、立ち上がりやすさの3つが選ぶポイント。

プラス、現在の身体状況を考慮して選びます。

※同じ介護度でも疾患の有無や可動域がそれぞれ違うので、一概には言えませんが…以下では、介護度別に解説しております。

要支援1・2

「寝心地」、「立ち上がり」を重視。身の回りのことはほぼ自立してできているので、優先するべきはベッドからの立ち上がり。

寝返りも問題ないかと思うので、座位も取りやすい比較的硬めのものを選ぶとよいでしょう。

要介護1・2

「立ち上がり」、「床ずれ予防」を重視。

要介護1の方で夜間の寝るときだけ、ベッドを利用するという方は立ち上がりを重視すると良いでしょう。
必要があればベッドに固定するタイプの介助バーを設置するとより安全に立ち上がりができます。

要介護2で、ベッド上で過ごす時間が多い方は同じ姿勢でいると褥瘡ができる可能性があるので

床ずれ予防マットレスの硬めのものを選んでも良いでしょう。

ただ、まだまだ自力で立ち上がり立ち座りができる場合は、あまり柔らかいマットレスにしてしまうと沈み込みが強く、立ちづらくなってしまう可能性があるため、よく検討する必要があります。

要介護3

「床ずれ予防」に注意します。
自力で起き上がることが難しくなると、同じ体勢で寝ていることが多くなるため、体圧分散効果の高いマットレスを利用しながら、寝たきりにならないためにもベッドから離れる時間を多くとるように心がけます。

要介護4・5

「床ずれ予防」を意識しながら、介護される方の快適性と管理のしやすさも重要になります。

痛みや不快感がないようにエアマットレスを利用して床ずれ予防に努めましょう。

マットレスによっては通気性を重視したものや、清拭タイプのように防水加工がされているものもあります。

マットレスを選ぶ際の注意点

マットレスを選ぶ際の注意点としては…

・硬めのマットレスだと、そもそも寝ていて痛いときがある。→ただ寝返りや立ち座りはしやすかったりする。

・反対に柔らかいものは、痛みはないものの、立ち座りがしにくくなってしまうので、腰に負担がかかりやすい。

…という点が挙げられます。

まとめ

介護レンタルだとお試しができるので、遠慮せずに色々と試してみて自分に合ったものを選択すると良いでしょう。

床ずれ予防の場合は、床ずれの様子を見ながらマットレスの調整をしていく。

赤い発赤があり、これから褥瘡が進行してしまいような場合は、早めにマットレスを交換して対策をする。

すでに褥瘡ができてしまっている場合は、患部の処置はもちろん、エアマットに交換して様子をみる。

ただ単純にマットレスを交換すればいいというわけではなく、立ち座りや生活スタイルに合わせて慎重にマットレスは選ぶことが重要です。